骨伝導イヤホン「ITSUMO」の口コミや評判はホント?実際に購入して使ってみた!

骨伝導イヤホン「ITSUMO」の口コミや評判はホント?実際に購入して使ってみた!

骨伝導のイヤホンは一時期盛り上がりを見せたものの、結局流行らずにそのままフェードアウトしてしまったアイテムですが、最近になって、

  • 運動・運転中にも周囲の音が聴こえて安全
  • 聴覚機能への悪影響が低減される
  • 難聴への有効な手立てになる可能性がある

以上のような健康・安全性に対する好影響が認められ、再び脚光を浴びてきています。現に、ここ最近になって骨伝導の無線イヤホンが次々に発売されているため、ここから先どんどんその数は増えていくでしょう。

そして、数ある骨伝導イヤホンの中でも、特に今話題なのが「ITSUMO」という製品!様々なメディアで紹介されており、骨伝導イヤホンを探している方ならチェックしておいて損はないはずです。

ということでこの記事では、話題の骨伝導イヤホン「ITSUMO」を実際に買って使ってみたので、そのレビューをしていきたいと思います!

目次

「ITSUMO」の基本情報

ITSUMO
製品名 骨伝導ヘッドホン ITSUMO(イツモ)
製品価格 19,880円(税抜)
販売会社 株式会社SMV JAPAN

ではまず、「ITSUMO」の基本的な情報からチェックしていきましょう!

最初に価格ですが、ITSUMOは上記表のように「19,880円」の骨伝導ヘッドホン。骨伝導イヤホン・ヘッドホンは普通のイヤホンと比べて価格は高い傾向にありますが、その中でもミドル〜ハイクラスの価格帯の製品になります。ちょっと高く感じる人もいるでしょうか?

今話題のBluetooth骨伝導イヤホン

続いて、骨伝導イヤホンについて知らない人のために、骨伝導についてザックリレクチャーしていきます。もう知ってるという方は、ここを読み飛ばしてしまってOK。

そもそも骨伝導って何?他のイヤホンとの違いについて

そもそも骨伝導イヤホンとは何かですが、読んで字のごとく「音が骨を経由して聴覚に達する」タイプのオーディオ機器のことです。

音が骨を伝わると聞いてなかなかイメージしにくい人もいると思いますが、そもそも「音は振動」であり、通常の聴覚は空気中の振動を耳の中の鼓膜が受け取り、そこから神経に達して「音」として脳が認識するに至ります。ちょっとわかりにくいので、流れをまとめてみました。

(耳の構造があやふやな方は、ITSUMOパッケージ裏の以下の画像を確認してみてください)

骨伝導の解説
  1. 空気の振動が鼓膜へと伝わる
  2. 鼓膜から蝸牛へと伝わる
  3. 蝸牛から聴神経へと伝わる
  4. 脳に聴覚として伝わる

もっと簡略化すると、

通常の音の伝わり方

  1. 空気
  2. 鼓膜
  3. 蝸牛

このような流れで振動としての音が脳に「聴覚」として伝わります。だからこそ、普通のイヤホンは空気を振動させて鼓膜へと伝え、蝸牛、脳と経由して聴覚を脳が受け取りに至るのですが、骨伝導イヤホンはどうなのでしょう?

骨伝導の音の伝わり方

  1. 骨(頭蓋骨)
  2. 蝸牛

ズバリ、骨伝導の場合は「空気→鼓膜」の流れがなく、代わりに頭の骨(頭蓋骨)に振動が伝わり、骨を経由した振動が蝸牛へと到達し、最終的に脳に「聴覚」として伝わるのです。簡単に言えば、鼓膜に代わって骨が振動することで、音(振動)が耳の奥へと伝わる・・ってイメージ。

このように、骨を伝って聴覚を得るに至るからこそ、骨伝導という名前がつけられているわけですね。

では、普通のオーディオ機器ではなく、骨伝導にすることでどんな良いことがあるのでしょう?簡単にまとめると、以下のメリットを得ることができます。

  • 耳の中にイヤホンを装着しなくて良い
  • 難聴の場合でも音を聴くことができる

まず1つめのメリットですが、耳の中にイヤホンを装着しなくて良いのはもの凄くありがたいですよね。「ITSUMO」を実際に装着してみるとこのようになりますが、

ITSUMOを実際につけてみた

耳の隣にある骨(頭蓋骨)にイヤホンを当てるように聴くので、会話や生活音といった「環境音」を聴きながら音楽や音声を同時に聴くことができます。通常のイヤホンは環境音が聞こえにくくなり、スポーツや運転中など生命に関わる危険を被る可能性もあるので、非常に大きなメリットではないでしょうか?

続いてのメリットが難聴への効果ですが、一部の難聴は「聴覚機能の障害・衰え」により音が聞こえなくなるため、鼓膜を経由しない、言い換えれば「聴覚機能に頼らない」骨伝導により音が聞こえやすくなる・・というメカニズムで一部の難聴への効果を期待できます。

実際、厚生労働省のHPを見てみても、

補聴器が使えない難聴者の為の GMT 骨導補聴器の開発、装用の工夫、及び、骨導補聴器の安全姓測定方法の研究開発

引用:平成27年度障害者自立支援機器等開発促進事業成果報告 -厚生労働省公式HP

上記引用のように、国レベルで難聴者への「骨伝導補聴器」の開発例も存在しているため、骨伝導の持つポテンシャルがなかなかにスゴイことがわかりますよね?

様々なメディアで紹介される人気商品!

と、少々骨伝導イヤホンについての説明が長くなってしまいましたが、大体のメカニズムを理解していただければ幸いです。

そして、骨伝導イヤホンの中でも「ITSUMO」は様々なメディアにて紹介されているかなりの売れ筋アイテムであり、現にBSのドランクドラゴンさんが出演している番組で取り上げてもらったようで、既に結構な人気が出ていることが伺えますよね。

ITSUMOはメディアに多数取り上げられている

では、どうして「ITSUMO」は数ある骨伝導オーディオ機器の中でも、人気を博している製品なのでしょうか?次の項目で、その理由をバッチリ解説していきます!

他の骨伝導イヤホンにはない「ITSUMO」だけの特徴

「ITSUMO」について徹底的にリサーチしてみた結果、

  1. 超軽量で長時間かけても負担がかからない
  2. 付属品が充実!特に集音器がスゴイ・・
  3. 簡単操作でお年寄りでも楽々使える

上記3つの優れた特徴を持つことが明らかに!それぞれを順番に解説していきます。

1:超軽量で長時間かけても負担がかからない

まず1つめの特徴ですが、上述したように骨伝導イヤホンは耳の中に入れるタイプの普通のイヤホンのような使い方はせず、「耳の横にある頭蓋骨に直接当てる」使い方をします。よって、必然的に、

ITSUMOを実際につけてみた

このようにイヤホンを耳にかける必要があるため、長時間の使用で頭や耳に負担がかかる製品が多いです。しかし、「ITSUMO」は、

ITSUMOを重量

このように32gと「超軽量」と言っても良いレベルの軽さを実現しているため、数ある骨伝導イヤホンの中でも人気を博しています(あくまで主観ですが、骨伝導ヘッドフォンは40g超えの製品がメジャー)。もちろん、Bluetoothによる無線接続タイプなので、追加のケーブル類の重さや面倒さは一切ありません。

一般的な骨伝導イヤホンの口コミやレビューを見てみると、

「重くてずっとは使えない」

なんてのが結構あったりするのですが、そういう意味でもこの軽さはありがたい特徴ですよね。筆者も仕事でパソコンをいじっている間の数時間、ずっとイヤホンをつけながら作業することもあるので、軽量で疲れにくいってのは魅力的に映ります。

遊星吹き出し
Yusei

これだけ軽量だとバッテリーの持ちが気になるところだが、カタログスペックだと8時間以上稼働すると記載されている。実際使ってみても、充電切れに悩まされることはほとんどなかったので、バッテリーについて心配する必要はなさそうだ。

2:付属品が充実!特に集音器がスゴイ・・

ITSUMOのセット内容

「ITSUMO」の続いての特徴が、充実した付属品についてです。「ITSUMO」は上記のようにおよそ2万円という決して安くはない製品ですが、その分だけ付属品が非常に充実していました。それぞれの詳細については後ほどたっぷりレビューしていますが、特に凄かったのが「集音器」です。

ITSUMO集音器

こちらがその集音器ですが、この集音器とイヤホンが無線で接続される、要するに「集音器で集めた音を無線で骨伝導で聴ける」ので、通常のイヤホンとしての使い方以外にも、様々な使い方をすることが可能です。

  • 胸ポケットに装着して、環境音を骨伝導で聴く
  • テレビと接続して、テレビの音を骨伝導で聴く

具体的にはこんな使い方が可能。

ITSUMO集音器を胸ポケットにつけてみた

胸ポケットに集音器裏側にあるクリップでこのように装着できるので、耳が遠くなった方でも集音器が集めた音を骨伝導により会話をハッキリ楽しむことができますし、

ITSUMO集音器をテレビに繋いだ

テレビの音を集音器へと有線ケーブルで送り、その音を無線で「ITSUMO」へと送ることで、離れた場所でテレビの音を骨伝導により聴くことだって可能。筆者も現在同居している80代のおばあちゃんに、

遊星吹き出し
Yusei

ちょっとおばーちゃん、テレビの音大きくない?」

なんて言ってしまうことがありますが、こういうことを防ぐ使い方もできるってのは、なかなかに画期的というか、近未来的な印象さえ持てます。

このように、「ITSUMO」は通常の骨伝導イヤホンとしての使い方以外にも、付属の集音器を通して色々な使い方ができるようになるので、この点を他の骨伝導オーディオにはない強みと考えました。

遊星吹き出し
Yusei

このように、「ITSUMO」は様々な人に使われることを想定した製品になっていることがわかったが、お年寄りにとっては簡単に使えなければ意味がないだろう。後ほど使い方についても詳しく解説しているので、そちらも参考にしていただけるとありがたい。

3:簡単操作でお年寄りでも楽々使える

以上のように、「ITSUMO」は若い人が普通のイヤホンとして使用したり、お年寄りが集音器を利用したり・・と、様々な人に使われることを想定した製品になっていることがわかりましたが、簡単に操作できなければ、特にお年寄りにとっては無意味な製品になりかねませんよね?

しかし、後ほど詳しく解説しますが、「ITSUMO」は誰でも簡単に使えるように開発されているので、たとえご高齢のお年寄りでも安心して使うことができると感じます。

  • 電源のON/OFF、音量調節は右耳のボタンを押すだけ
  • 音声ガイダンスが流れる
  • 各種デバイスと自動接続(初回だけは設定が必要)

具体的には上記3点。

ITSUMOの右耳

電源のON/OFFは右耳にある「再生マーク」を長押しすればOKで、しかも電源が入ると、男性の声で、

「電源が入りました」

と音声によるガイダンスが流れます(電源OFFの時も同様)。この特徴は若い人にとってはやや無駄な機能に思えますが、一方でスマホ操作に疎い方や、ご高齢の方々にとっては極めてありがたい機能でしょう。音声でハッキリわかるので、迷ったりすることがなくなりますからね。

また、スマホなどの各種デバイスとの接続が自動で行われるのも、使いやすさという点ではありがたいです。初回に繋いであげれば電源をつけるだけで勝手に接続されるので、おじいちゃん、おばあちゃんでも簡単に使えちゃうと思いますよ!

「ITSUMO」の口コミや評判を調査してみた!

続いて、「ITSUMO」の口コミや評判について気になる方もいると思うので、それぞれリサーチしてみました!参考になるものを厳選したので、欠かさずにチェックしておきましょう。



ITSUMOの口コミレビュー


レビューの平均:  
 5件の投稿

レビュー発言者
by Mizukiさん

軽くて使いやすい骨伝導ヘッドフォン

骨伝導のオーディオ機器を前から気になってましたが、テレビで見かけて買ってみました。無線のヘッドフォンは初めてでしたが、スマホと簡単に繋げましたし。電源や音量もボタン1つで簡単なので使いやすい。そして何より驚いたのが軽さでした。大きなヘッドフォンのようにズッシリ感があるのかと思いきや、普通のイヤホンと謙遜ないレベルで、たまにかけてるのを忘れてしまうほど快適です。ただ欠点と言えば、後ろから耳にかけるタイプのものなので、仰向けになりながら使えないところですかね。あまり寝ながら使うこともないのですが、たまに気になります。

レビュー発言者
by TSさん

音漏れが残念です

音質は骨伝導の割にすごくクリアですが、やっぱり音漏れは結構しちゃいます。普通のイヤホン感覚で音をガンガン上げておくと隣の人に筒抜けになるので、同じ感覚で使うことは出来ないですね。ただ環境音は本当によく聴こえるので、今までのイヤホンとは良くも悪くも違った使い方が可能です。自宅で家族の話し声を聞きつつ音楽を聴く使い方がお気に入りです。ただ娘から「変なのつけてる」とからかわれました(笑)

レビュー発言者
by 田中さん

母が補聴器具として使用

高齢の母が最近耳が悪くなってきたのと、個人的に骨伝導イヤホンが気になっていたので、普段使いと補聴器具(※補聴器ではないが)として使える本製品を購入しました。補聴器具として使えなくても自分で使えて無駄にはならないという判断ですが、補聴器具としてもなかなか優秀です。骨伝導だと普通に聴くのとは案外違うようで、付属の集音機器と合わせて使うことで、テレビの音や会話の声が聞きやすいと喜んでいました。決して安くはない買い物でしたが、母が喜んでいたのでそれなりに満足しています。

レビュー発言者
by まさるさん

骨伝導なのに音質が良い

10年ちょっと前に骨伝導イヤホンが流行った際に使っていましたが、音質が最悪だったので断念。今回かなり久々に骨伝導のこちらの製品を試しましたが、音質の良さに非常に驚きました。昔のはゴモゴモしてたというか、一言でいえばこもっている感じが微妙だったのですが、これはクリアに聴こえるので普段使いも余裕で出来ますね。ちょっと高いですけど、買ってよかったです。満足しています。

レビュー発言者
by ニシさん

外で付けるの勇気いります!(笑)

骨伝導なので耳に入れるのではなく、耳の横の骨に当てて使います!なので耳にイヤホンをしない謎の人みたいな感じで見られることが多くて(気のせいかもしれませんが)、外で使用するのに慣れが必要です。慣れちゃえば環境音が聞きやすい高音質イヤホンなので、おすすめしますよ!



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「ITSUMO」を実際に買って使ってみたレビューをお届け!

ではここからは、この記事のテーマでもある筆者自身がITSUMOを実際に買って使ってみたレビューをお届けしていきます!

誰にでも分かりやすいように丁寧に解説しているので、要チェックですよ!なお、気になる点や分からない部分については、この記事の最下部にあるコメント欄にてコメントしていただければ、可能な限り筆者がお答えしますので、お気軽にご利用ください。

「ITSUMO」を写真で詳しくチェック!

ではまず、筆者が購入した「ITSUMO」を写真で詳しくみていきましょう。

ITSUMOのパッケージ

まずこちらが今回購入した「ITSUMO」になります。想像以上にパッケージがコンパクトだったので、かさばらなくて良いですね。

ITSUMOのパッケージ裏側

パッケージ裏側には本体スペックや注意点、骨伝導の解説などが記載されてあります。カスタマーサポートの電話番号もしっかり記載されてあるので、使用する上で不明な点があったらフリーダイヤルに電話すればOK!

では早速、パッケージを開封していきましょう!

本体ケースが頑丈!衝撃に強いハードケース

ITSUMOのケース

パッケージを開封すると、上記写真のようなケースが丸ごと1つ入っていました。イヤホンやヘッドフォンにこのようなケースが付属してきた経験はなかったので、ちょっと驚きましたね(笑)

ただこのケース、なかなかに頑丈というか、ガッチリしたハードケース仕様になっているので、多少雑な使い方をしても大丈夫そう。付属品にしては相当質が高いと感じます。ケース自体はラウンドファスナーで周囲にぐるっとファスナーが設けられていたので、早速ケースを開封していきましょう。

ITSUMOケースの中身

こちらが開封した写真ですが、色々なものがコンパクトにまとまっていますね。ちょっと中身を全部取り出してみましょうか。

ITSUMOのセット内容

先ほどもお見せした写真ですが、改めてセット内容はこのようになっていました。まとめてみると、

  • 専用ケース
  • 取扱説明書
  • 本体
  • ケーブル類4つ
  • 充電器
  • 集音器

以上6つが付属品としてケースの中に封入。なかなかに豪華なセット内容となっていますよね。普通の骨伝導オーディオ機器は本体だけだったりもするので、なおさら付属品の充実度が際立ちます。

では、それぞれの付属品を詳細に見ていきましょう。

「ITSUMO」本体

ITSUMOを手に持ってみた

まずこちらが本体。デザインは光沢のあるメタリックブラックで、チープさを感じさせない高級感があってGood。また、結構グニャングニャンと可塑性があるので、強い負荷や衝撃を柔軟に回避してくれそうな耐久性も持っていることが伝わってきました。

そして最も感じたことは、

遊星吹き出し
Yusei

見た目以上に軽量感がある。これなら長時間つけてても大丈夫かも?

これですね。早速重量を計測してみると、

ITSUMOを重量

なるほど、スペック値通り「32g」でした。個人的な主観ですが、骨伝導ヘッドフォンの重量は40gを超えてくるものが普通なので、8g以上軽量化を実現していることになりますね。「8g」と言われると正直よく分からないかもしれませんが、500円玉が「7g」なので、

「一般的な骨伝導ヘッドフォンより500円玉1枚分以上軽い」

と言えばイメージがつきやすいと思います。

ちなみに・・。

Airpodsの重量

現在流行しているAppleのBluetoothイヤホン「Airpods」と比較してみると、さすがに骨伝導ヘッドフォンは分が悪いですね。骨伝導ヘッドフォンは骨に密着させる必要があるため、構造的に両耳を繋ぐパーツと後頭部で両耳を繋ぐパーツが必要になりますから、単純なイヤホンと比較すると「重い」感は否めません。

Airpodsのケース込み重量

まあ、ケース込みなら「ITSUMO」が勝ってるんですけどね・・(笑)

重さの話はこの辺で終わりにして、次は本体の詳細についてチェックしていきましょう。

ITSUMOの右耳

まずこちらが「右耳」に当たる部分ですが、上記画像で「再生ボタン」が見えますよね?こちらのボタンで「ITSUMO」は本体を動かすのですが、この「再生ボタン」で出来ることについて以下にまとめてみました。

電源の「ON/OFF」
ボタンを長押し
音楽の「再生/停止」
デバイスと接続された状態でボタンを押す
電話に「出る/切る」
「入電/通話」中にボタンを押す
電話を拒否する
入電中にボタンを長押し
リダイヤル
ボタンを2回連続で押す

ザーッと列挙してみましたが、このボタン1つで結構色々なことが出来ちゃうんですね、ボタン関連の性能については文句なしです。筆者の勝手な予想では、

遊星吹き出し
Yusei

電源のON/OFFと音楽の再生くらいしか出来ないのかなー

とか思ってたのですが、電話関連の機能も充実していることが明らかに。

「ITSUMO」にはマイク機能も搭載されているので、スマートフォンにかかってきた電話を受けて、会話して、終了するという一連の動作がヘッドフォンだけで完結している点はビジネスマンにとってはありがたい機能かもしれません。

これなら車を運転しながら通話する・・みたいなシチュエーションにもバッチリ対応可能ですよね!

ITSUMOの右耳の音量調節部分

続いてちょっと見にくいですが、こちらが「右耳」にある「+/-」ボタンになります。電源ボタンだけでなく音量調節ボタンも右耳に設定されているのですが、このボタンで出来ることについてもまとめてみました!

音量「アップ/ダウン」
「+/-ボタン」を押す。音量最大時にピーっと音が鳴る。
曲の最初に戻る
「-ボタン」を長押し
次の曲を聴く
「+ボタン」を長押し
前の曲を聴く
曲の最初に戻ってから、「-ボタン」を長押し

再生ボタンと同様に、こちらのボタンでも必要最低限の機能をしっかり搭載していたので、特にマイナス評価な部分はありません。運動中に音量を上げる/下げるみたいなことも可能なので、スポーツ仕様になっている点はありがたい。

ただこちらの「+/-ボタン」、写真で見てわかるように非常に小さく設計されているので、慣れるまで結構押しにくいです。お年寄りの方とかだと音量調節をする度に本体を頭から取り外して・・みたいなことをしないと難しいと思ったので、もうちょっと上手い具合に出来なかったのかなーってのがホンネ。

ITSUMOの右耳の充電部分

そしてこちらの「USB」と書かれている部分が、本体を充電するための場所。こちらも右耳にあるので、全ての機能が右耳に搭載されていることがわかりました。筆者は左利きなのでアレですが、右利きの人にとってはこちらの方が助かりますよね?

ITSUMOの右耳の音量調節部分を開いてみた

この充電部分は、上記写真のようにラバー製のパーツを「パカッ」と開いて、「micro USB規格」のコネクターが出てきます。ここに付属の充電ケーブルでも良いですし、手持ちの同規格のケーブルを差し込めば充電できますよ!

ITSUMO付属の充電ケーブルを本体につけてみた

実際に付属の充電ケーブルを差し込んでみると、このようになります。非常にコンパクトにまとまっていますが、上から思いっきり踏み潰したりするとマズそうなので、取扱については細心の注意を払いましょう。

ITSUMO充電器

そしてこちらが付属の充電器。一般的なACアダプタと変わらず、まあ普通ですね。これに付属のケーブルをつないで、

ITSUMO付属の充電ケーブルを充電器につけてみた

このように充電機器として使います。

ITSUMOの耳に当てる部分

これが直接耳にあたる部分。表面はラバー加工がされていて、滑りにくいように工夫がされていました。また、この部分につながる金属製の部分が「グニャ」っと曲がっているのがわかると思いますが、ここが耳にかかる部分になります。

ITSUMOを実際につけてみた

実際の写真はこれ。このように装着するので、今までヘッドフォンではなくイヤホンを使ってきた方にとってはちょっと慣れが必要かもしれませんね。

集音器

続いて集音器について見ていきましょう。集音器と聞いても聞き馴染みがないかもしれませんが、要するに、

「集音器とヘッドフォンが無線で繋がることで、集音器が集めた音声をヘッドフォンで聴くことができる」

こういったイメージを持っていただければOK。例えば、胸ポケットに集音器をつけておけば、会話音声を骨伝導により聴く・・、みたいなことができるようになります。

ITSUMO集音器

こちらがその現物。上記写真のサイズ感から見てもわかるように、非常にコンパクトに収まっている事がわかると思います。

ITSUMO集音器の左側面

本体の左側面には、このようにボタンが2つ設置されていました。

  • ペアリングボタン
  • 電源ON/OFFボタン

具体的には上記2つで、前者の「ペアリングボタン」については、名前の通りペアリングに使用するボタンのこと。ペアリングとは「接続」のような意味を持つ言葉で、簡単にいうと、

「ITSUMO本体と集音器を接続するためのボタン」

ですね。このボタンを押すことで本体のヘッドフォンと接続され、集音器に入力された音声がBluetoothにて耳元のヘッドフォンまで送られてきます。

ITSUMO集音器の右側面

そして右側面には2つのコネクタが存在していました。左の雷マークが充電ケーブルを差し込むところで、ヘッドフォン本体と同じで「microUSB規格」のケーブルを差し込めばOK。専用ケーブルが付属してくるので、自分で用意する必要はありません。

続いて右側の「AUX」と記載されている丸い穴ですが、こちらはいわゆる「イヤホンジャック」と呼ばれるものですね。ここに、

ITSUMO付属のイヤホンケーブル

こちらの付属イヤホンケーブルを繋いで、ケーブルの逆側をテレビなどに繋げば、テレビの音声を集音器に入力し、その音声を無線にてヘッドフォンで楽しむことが可能です。詳しい使い方については後述しています。

ITSUMO集音器の裏側

そして集音器の裏側はクリップとなっていて、

ITSUMO集音器を胸ポケットにつけてみた

このように、シャツのポケットに装着して、会話中の音声を骨伝導でクリアに聴くような使い方も可能です。

このように、集音器の存在で、通常の骨伝導ヘッドフォンとしての使い方以外にも、様々な使用方法が出来るようになるのが「ITSUMO」だけの特徴です。よく考えられている製品ですよね、感心しちゃいます。

「ITSUMO」の使い方を丁寧に解説

さて、「ITSUMO」の写真について一通り紹介し終えたので、続いて「ITSUMO」の使い方を、実際に使用した筆者目線で丁寧に解説していきます。

通常の使い方ではなく、「集音器」を用いた補聴用途での使い方の紹介です!

1:「ITSUMO」を装着する

まず最初に「ITSUMO」を装着していきましょう。写真を用いて解説するのが難しいのですが、

ITSUMOのパッケージ

こちらのパッケージの女性がやっているように、「頭の後ろから」通すように装着していきます。

ITSUMOを実際につけてみた

両耳にこのようにかければOKなので、全然難しくないですよ!ちなみに、装着した後の後頭部は、

ITSUMOをつけた時の後頭部

このようになっていました。この写真を見れば装着のイメージが湧きやすいと思います。

2:本体の電源をONにする

次に、「ITSUMO」本体の電源をONにしていきます。上述したように、「ITSUMO」は右耳にあるボタンを使って操作を行うので、

ITSUMOの右耳

こちらの「再生ボタン」を長押しすればOK。正常に電源が入ると、

「電源が入りました」

と男性の声でアナウンスが入るので、かなり分かりやすいと思いますよ!

3:集音器と接続する

電源を入れた後は、「ITSUMO」を集音器と接続していきましょう。「ITSUMO」はBluetooth(無線)対応のワイヤレスヘッドフォンなので、集音器とは無線にて接続可能。よって、有線特有のコード類の煩雑に悩まなくていいのは非常にありがたいです。

そして肝心の接続方法ですが、まずは集音器の電源をONにします。

ITSUMO集音器の左側面

上記画像の「ON/OFF」となっているスイッチを、「ON」にカチッとやればOK。次に、「ON/OFF」の隣にある「PAIRING(ペアリング)」ボタンを押して接続します。

接続が完了すると、

「接続されました」

と音声によるガイダンスが流れるので、操作に不安がある人でも安心です。

4:集音器をセッティングする

接続が終わったら、次に集音器のセッティングに入ります。会話や環境音を聴く用途として使用したい場合には、

ITSUMO集音器を胸ポケットにつけてみた ITSUMO集音器をポケットにつけてみた

このように、シャツやズボンのポケット部分に取り付けます。すると集音器が会話や環境音を拾ってくれるので、それを骨伝導でヘッドフォンから聴くことが可能です。聴覚器に障害、衰えのある方には、骨伝導による聴覚の補強ができるので、このような使用方法も検討してみましょう。

また、集音器をテレビにつなぐ使い方も存在しており、

ITSUMO集音器の右側面

集音器側面の「AUX」と書かれている部分に、

ITSUMO付属のイヤホンケーブル

こちらのケーブルを差し込み、差し込んだケーブルのもう片方を、

テレビのイヤホンジャック

各テレビにある「イヤホンジャック」部分に挿入すれば(丸い穴になっているところです)、テレビの音声を骨伝導により聴くことができちゃうのです!

ITSUMO集音器をテレビに繋いだ

実際の写真を見てみると、このようになります。集音器がテレビと直接つながって音声を発信し、その音声を無線で耳元のヘッドフォンで骨伝導で聴けるというわけです。

この機能を最も有効に利用できるのはお年寄りの方々だとは思うのですが、以上の操作を全部1人でやるのは少々酷だと思うので、最初の数回は使い方がわかる人間のレクチャーが必要になりそうですね。

「ITSUMO」を実際に使ってみたレビュー

使い方の紹介が終わったところで、ここからは「ITSUMO」を実際に使用してみたレビューについて行なっていきます。

1:初の骨伝導だが・・音質が非常に良かった!

この記事で筆者自身、骨伝導について色々と語っていますが、実は初めての骨伝導オーディオ機器が本製品「ITSUMO」でした。前々から気になってはいたのですが、知識だけは持っていたって感じです。

で、実際に聴いてみたところ、

遊星吹き出し
Yusei

・・え?骨伝導ヘッドフォンってこんなに音質いいの?

これが率直な感想になります。本製品を購入する前に、骨伝導ヘッドフォンについて色々とリサーチしていたのですが、どの製品の口コミでも見られたのが、

「音がこもった感じで音質は期待しない方がいい」

というものでしたが・・、普通に音質がいいです(笑)

確かに普通のイヤホンと比べると若干の違和感はあるのですが、音質ではなく「クセ」ってイメージ。音質自体は変わらず、骨伝導による独特の音感というか、これは確かに感じられますね。

具体的には、音をそのまま聴いているのではなく、

  • ちょっと遠くから音が聴こえる
  • 壁を一枚挟んで音が聴こえる

って感じで、この辺をどう評価するかで印象は変わってきそう。

いずれにせよ、音質についてはそこまで懸念する必要はないと思います。めちゃめちゃ音質にこだわる人なら分かりませんが、一般的な感覚ならそこまで気にならないかなーってのがホンネです。低音も結構がっつり聴こえてきます。

2:耳に装着しないので環境音がすごく聴こえる!

音質に続いて、環境音の聴こえやすさについても言及しておかなければ。本製品は骨伝導ヘッドフォンなので、直接耳の中に装着するのではなく、

ITSUMOを実際につけてみた

このように、耳の隣にある頭蓋骨に当てるように装着するのですが、これにより耳が空くので環境音が超ハッキリ聴こえます。

例えば、筆者は自宅で仕事をすることが多いのですが、今まではAppleのAirpodsで音楽を聴きながら、リビングで仕事をすることが結構ありました。そして、こういう音楽の使い方をしていると、環境音が聴こえず家族に話しかけられてもスルーすることが結構あったんですよね。

でも、「ITSUMO」を使っていると、音楽を骨伝導で聴きながら家族の会話もハッキリ聴こえるので、意思の疎通のしやすさが圧倒的に向上しました。これを自分の生活に応用すれば、音楽を聴くという行為自体の幅がものすごく広がる気がしませんか?

だって、今までのイヤホンって、どうしても「環境音を捨てて音楽を聴く」という選択をせざるを得なかったじゃないですか?でも、「ITSUMO」なら違う。

  • 音楽を骨伝導で聴く
  • 環境音を普通に聴く

の「二刀流」が実現できちゃうので、今までの「聴覚」に対する価値観をガラッと変えられてしまうような、そんなスケールの大きさを感じちゃいましたね。耳を塞がずに音を聴くって・・、スゴイです。

遊星吹き出し
Yusei

これを書いている今も、家族の会話を聴きながら、お気に入りの音楽を聴きながら、パソコンをカタカタとやっている。今までにないスタイルで、非常に新鮮な気分だ。

3:補聴用途もなかなかに実用的

「ITSUMO」について気になるのが、補聴用途としての骨伝導ヘッドフォンとしてどうなのかという点だと思いますが、結論から言えば「思った以上に実用的」でした。

筆者は80代の祖父・祖母と同居しているのですが、2人とも年相応に聴覚機能が弱っており、特におばあちゃんは会話をしていても聞き返される回数がここ数年で増えてきました。なので、おばあちゃんに集音器として使ってみてもらったので、その結果についてここではお伝えしておきます。

・シャツのポケットにつけてもらった

ITSUMO集音器を胸ポケットにつけてみた

まずは上記写真のように、シャツのポケットに集音器を装着してもらった場合の使用感についてです。

遊星吹き出し
Yusei

ちょっとおばーちゃん、これつけてみてよ

女性の吹き出し
おばーちゃん

なに、これ?耳にかければいいの?こう?・・・あんたの声が聴こえるね。

遊星吹き出し
Yusei

これつけると音が骨を伝わって聴こえるから、いつもより聴こえやすくなるんだよ

女性の吹き出し
おばーちゃん

あら〜そうなの。確かによく聴こえるね。これ・・、あれよりよっぽどいいね・・あれ。

遊星吹き出し
Yusei

補聴器?

女性の吹き出し
おばーちゃん

そうそう。つけてる人みんな邪魔だって言って外しちゃうみたいなんだけど、これなら邪魔にならなくて良いかもね。これは良いね。姉さん耳が悪くなったって言ってたから、使わせてみたいねぇ。

・テレビに繋いでテレビの音を聴いてもらった

ITSUMO集音器をテレビに繋いだ

続いてテレビです。上記画像はテレビではなくPCモニターですが、イメージとしてはこんな感じ。ちょうどおばーちゃんが毎週楽しみにしているTBSさんの人気番組「モニタリング」がやっていたので、集音器をテレビに繋いじゃいました!

遊星吹き出し
Yusei

これをこうやって・・、こうすればテレビの音も聞こえるんだよ?

女性の吹き出し
おばーちゃん

あらホントだ。よく聴こえるねぇ。・・ただ、テレビから音が出なくなっちゃうから、自分しか聴こえないのは不便だね。

遊星吹き出し
Yusei

(確かにそうっすね)

はい、ということでおばーちゃんに使ってもらいましたシリーズはこれで終わり!今回2通りやりましたが、シャツに付けて会話を含む環境音を骨伝導で聴くスタイルに関してはベタ褒めでしたね。

特に印象に残ったのが、補聴器との比較。おばーちゃんを含め、補聴器は邪魔になって取ってしまう人が多いみたいなのですが、これなら全然邪魔にならないということ。軽いし、頭の後ろを通すというのが良いみたいです。

一方で、テレビについては聴こえやすくなったようでしたが、テレビのイヤホンジャックから集音器に繋いでしまうと、テレビの音を独占することになるので微妙そうでした・・(笑)この対処法としては、イヤホンジャックに繋がずにテレビのスピーカーの側に置いておけばOKですね。その分音の集音率は悪くなってしまいますが。

まあ、いずれにせよ、「補聴用途」としての使用は想像以上のデキでしたので、ご高齢の方にもバッチリ使えちゃうことがハッキリしました!「ITSUMO」スゴイ!

補聴器ではない点に注意

「ITSUMO」は補聴器ではなく、あくまで「補聴用途」として使える骨伝導ヘッドフォンです。よって、聴覚に障害がある方、あるいはご高齢の方に必ず効果があるかはあくまで自己責任ですので、この点についてはご注意ください。

4:気になる点ももちろんあった

ここまでポジティブなレビューをしてきましたが、当然気になった部分もいくつかありました。ザーッと紹介していくと、

  • 音漏れしやすい
  • デバイス側の電池持ちが悪くなる
  • 耳元の音量調節ボタンが押しにくい
  • 車の運転中に使うと後頭部とシートのヘッド部分がぶつかる
  • ガムなどを噛んでいると骨が動いて違和感がある

今思いつくのは以上になります。この中で特に気になったのは赤字の上2つ。

まず音漏れですが、こちらは骨伝導の宿命とも言えるもののようで、耳の外側に装着するタイプなのでどうしようもないみたいですね。よって、電車などで使用する際には、音を小さくする必要があります。

ただこの対処法もバッチリ見つけまして、より耳に近い位置にヘッドフォン部分を近づければ小さい音でも普通に聴けちゃいます(しかも音質が良くなる)。まあ骨からちょっとズレて耳をふさぐ使い方になっちゃうので、

「だったら普通のイヤホンで良くね?」

って話になっちゃいますが、この辺は色々な使い方ができるということで。

続いてデバイスの充電の減りですが、こちらは普段使っているBluetoothイヤホンより如実に減りやすくなっていましたので、ちょっと残念でしたね。スマホの充電は現代人にとって「ライフポイント」と言ってもいいレベルのものですから、もし次世代機などを発売する予定があったら、改善して欲しい点になります。

一方で、他の気になる点については、「ITSUMO」のデメリットと言うよりは、一般的な骨伝導ヘッドフォンのデメリットになるので、仕方ないかなーってのがホンネです。

結論:ちょっと高いが満足できる高音質イヤホンだった!

ということで、以上で骨伝導ヘッドフォンのレビューは終わりですが、いかがでしたか?

個人的には気になった部分はいくつかあったものの、それを上回る良い部分の方が多かった印象。普通の骨伝導ヘッドフォンとしては音質が良くて、しかも軽量感があるから全然疲れないし耳も痛くなりません。

で・す・が、それより驚いたのが「補聴用途」としての使い道。実際におばーちゃんに使ってみてもらったところ、辛辣で有名な筆者のおばーちゃんですらベタ褒めでしたからね。最近耳が悪くなった身内の方がいらっしゃったら、是非使ってみて頂きたいというのがホンネです。

価格は19,880円と安くはないですが、人によってはそれ以上の価値を見出せるのが「ITSUMO」だと感じました。骨伝導イヤホン・ヘッドフォンが気になっている方は、要チェックの一品ですよ!

「ITSUMO」をおすすめできるのはこんな人!

「ITSUMO」のレビューをお届けしましたが、いかがでしたか?個人的にはなかなかに高品質・高機能な骨伝導ヘッドフォンであると感じましたが、レビューを見て気になっている方もいると思います。

そこでここからは、「ITSUMO」をおすすめできる人がどんな人なのかについて、実際に使用した人間目線で詳しく紹介させていただきます。

高音質な骨伝導ヘッドフォンが欲しい人

骨伝導ヘッドフォンは現在誰もが知る製品ではないものの、徐々に脚光を浴びてきている「伸び盛り」の製品であるため、色々な商品が開発・販売されています。その中には、「ITSUMO」より価格が安い製品は結構ありますが、「音質」については非常に気になるところですよね?

というのも、骨伝導ヘッドフォンって骨を経由して聴覚に働きかけるタイプの製品なので、一般的なイヤホンよりも音質の劣化はやむなしだから・・なのですが、どうせならより高い音質の骨伝導ヘッドフォンが欲しいのがホンネ。

でも大丈夫です。「ITSUMO」を実際に使ってみて、一般的なイヤホン・ヘッドフォンに謙遜ないレベルの音質で音楽を楽しめましたからね!ここだけの話、骨伝導ではない普通の数千円レベルのイヤホン・ヘッドフォンよりも、骨伝導ヘッドフォンである「ITSUMO」の方が音質は良いと感じました。

「骨伝導=音質が悪い」を覆した価値ある一品になっていると感じたので、音質にこだわる人にはおすすめの一品です。

「補聴用途」としての骨伝導製品に興味を持っている人

上述したように、聴覚に頼らない部分が多い骨伝導製品は、難聴や加齢による聴覚機能の衰えへの効果を期待されて、国ぐるみでの開発プロジェクトも行われたことがあります。

こういった背景からもわかるように、骨伝導製品は補聴用途としての働きが期待できますが、「ITSUMO」はその期待に十分応えられる品質を実現していると感じました。

その理由はレビューの通りですが、やっぱり集音器の存在が大きいです。実際に80歳を超える筆者の祖母に集音器を使ってみてもらったところ、

  • 会話がよりクリアに聴こえる
  • 着け心地が非常に良く、補聴器よりも楽に使える(個人の感想です)
  • 耳が遠くなって困っている実姉に使わせてみたい

といったような、「ナマの声」を聴くことができましたが、この事実からもわかるように、特にご高齢の方にとって骨伝導はある種の「救い」になってくれる可能性も秘めていると思うのです。

だって、音が思うように聴こえないって、多分・・というか、絶対悲しいじゃないですか?筆者は幸いまだ若いので、聴覚機能に関して困ったことはほとんどありません。しかし、同居している80歳を超えた祖父・祖母を見ていると、ちょっとだけ悲しい気持ちになることが多いんですよね。

例えばなのですが、祖父と祖母が仲睦まじく話しているように見えても、その詳細は全く会話が噛み合っておらず、お互いがよく分からないまま話を続けている光景は結構見ます。そして、何度も聞き返しているうちに、話すのをやめてしまうなんてこともしょっちゅう・・というわけではないですが、珍しいと言えるほどでもなくなってきているのがホンネ。

そういった姿を見ていると、骨伝導製品の持つポテンシャルは案外ばかにできないんじゃないかなーって思っちゃいますね。

と、ちょっと長くなってしまいましたが、補聴用途としても非常に優れた働きをしてくれたので、こういった使い方に魅力を感じる方にはぜひ試してみて欲しいなと思いました。

「ITSUMO」に関するよくある質問

最後に、「ITSUMO」に関するよくある質問について、実際に使用した筆者自ら回答させていただきます。

普通のイヤホンの完全な代替品として使えるの?

代替品としては使えると思いますが、「完全な代替品」として使えるかどうかは微妙なところですね。

日常のほとんどのシーンで使用することは可能だと思いますが、筆者が唯一難しいかなと感じたのが、電車やバスなどの公共交通機関での使用でした。

「ITSUMO」は骨伝導ヘッドフォンなので、どうしても音漏れします。そして、筆者は周りの人間に対して迷惑をかけていないかどうか結構気にしちゃうタイプなので、電車に乗っていても音漏れしていないかどうかで気が気じゃなかったんですよね。

それに加え、特に電車は大きな騒音が絶え間なく生じている空間ですが、骨伝導特有の小さめの音量との相性が正直良くないです。だからと言って音量を上げようとすると、

遊星吹き出し
Yusei

音漏れ大丈夫かな・・?

という心配が頭に及びます。と、まあこんな感じなので、電車やバスの中での使用がメインになる人は、素直に骨伝導ではない普通のイヤホンなどを使うことをおすすめします。

まあでも、逆に電車やバスに乗っていても「環境音を聞き漏らさない」という特徴は発揮できるので、この辺をどう考えるかによっても変わってきそう。特に電車のホームなんかは環境音が聴こえずに取り返しのつかない事故に繋がったりもしますからね。

高齢者でも1人で使えるかな?

対象の高齢の方がどのレベルのデジタルリテラシーをお持ちかによって変わってきますが、一般的な範囲で考えると、最初の初期設定だけは「有識者」がやってあげないと難しいと思います。

例えば、筆者の祖母はスマホを所有していますが、「ITSUMO」をスマホと繋げるなんてのは絶対自分じゃ無理です。しかし、次回以降は勝手に繋がってくれるので、

  • デバイス関連の初期設定
  • 本体の操作の仕方(電源など)
  • 集音器の使い方

この辺を一通り説明すれば、高齢の方でも十分使用できる範囲におさまっていると考えてOK。特に個人的にありがたいと感じたのが、電源をつけた時やデバイス・集音器うと接続された時の「音声ガイダンス」でしたね。

男性の聞き取りやすい声で「電源が入りました」といった具合に音声が流れてくれるので、お年寄りでもステータスが分かりやすいのは高評価をあげても良いと思います。オーディオ機器ならではの一工夫ですよね。

というわけで、最初に一通り説明は必要なものの、慣れてくれば自分で使うことができる分かりやすさは備えていると感じました!

防水性能はあるの?

公式スペックによると、「ITSUMO」の水に対する性能は、「耐水規格IPX6」ということでした。これがどの程度の性能なのかですが、この規格を取り扱っている「日本品質保証機構」によれば、

製品に対するあらゆる方向からの暴噴水(100ℓ/min)に対して保護されている。

引用:IP 防水試験・防塵試験 – 日本品質保証機構

この水準ということで、日常生活の範囲内の水害なら一通りカバーしているということです。しかしながら、「水没」についての防水性能は保証されていないということなので水中で使用することはできません。

したがって、

  • 運動中の汗
  • ランニング中の突然の雨
  • アウトドア中の水しぶき

こういった場面に対する耐水性能はあるものの、プールで使用したり、お風呂で使用したりといった使い方は控えるべきだと言えます。

まとめ

この記事では、骨伝導ヘッドフォン「ITSUMO」のレビューをしてきましたが、どうだったでしょうか?個人的には、「補聴用途」としての使い方に未来を感じられる結果となったので、ぜひ開発元である「SMV JAPAN」さんの今後に期待していきたいところです。着眼点がとても素晴らしいと感じました。

この記事が、皆さんの生活のお役に立てれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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